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最近娘の事で学んだ事

4月からミニバスケットを始めた小学4年生の娘は、3年生の時からチームに入っている新しいお友達と馴染めないでいました。いつもは気が強いうちの娘が、めずらしくそのAちゃんに遠慮をし、言われるがままで、Aちゃんもだんだん調子づいて、小さないじめが始まりました。(これは「いじめ」といってもあくまでも「小さないじめ」です。)仲間はずれはもちろんのこと、バスケットのゴール下に娘を立たせ皆でシュートをさせたり、ボールをあててきたりし始めたのです。最初は「お友達になる初めての時って、そんなものよ」と笑いとばしていた私もそれを聞いてからは、何とかしてあげたい....と思いはするのですが、親がしゃしゃり出るのも違うような気がします。いつかはお友達になれるのでしょうが、その前にせっかく始めたバスケットが楽しくなくなるのもかわいそうで、「今度そんな事があったら、言い返しなさい」と励ましてはみるのですが、いつもの元気はどこへやら、娘は泣きながら首を振るばかりです。
まず私がAちゃんとお友達になれたら、違ってくるのではないかしら....と考え付き、次の練習の時には、ついていってあげることを約束しました。また、兄は「友達(ミニバスケットのメンバー)にいじめられていたら助けてあげるように、言っておいてあげるよ」と言ってくれました。「家族は皆、味方だからね。」となぐさめたり、元気づけたりするのですが、一番ふんばらなくてはならない本人が何かしら気力が抜けた感じでしたので、もっと本人へのアドバイスができれば...と困ってしまいました。

そして、次の日、右脳の教室の先生、山中先生に相談させました。
実は先月先生は「2・6・2の原理」というものを教えて下さっていました。
それは、自分を取り巻く環境で、協力してくれる人(好きな友達)が20%いて、足を引っ張る人(嫌いな友達)が20%、そして、どちらともいえない普通の人が60%いるという法則です。
嫌いな人を捨てて、好きなお友達ばかり10人集めても、好きな人が2人になり、嫌いな人も2人に、普通の人は6人になってしまいます。嫌いな人ばかり集めても、同じ血液型や身内の人を集めても、全て2・6・2の比率に分かれてしまいます。これは世の中(左脳)の原理だそうです。又、嫌いな人が、ある時は手助けをしてくれたり、好きな人が、協力から離れてしまったり、とその比率の中でグルグルとメンバーが変わっている事に気が尽きます。つまり、嫌いになったお友達を捨ててばかりいると、いつしかお友達はいなくなって、ひとりぼっちになってしまう、というお話です。感謝をする人(右脳)にその原理は働かず、100%が好きな人、になるのですが、現実の周りの世界(左脳)はそうらしいのです。知っていると、嫌いな人も「いつかは好きになれる」と思い、心の隅に置く事ができます。
(この原理はもちろん大人の社会(仕事場など)でも同じ事で、人材を大事にしたり、顧客や組織を拡張するときには是非ともしっておくと役に立つ法則だそうです。)

その2・6・2の原理については、先月から娘自身も肝にすえて、どうにかAちゃんの事を好きになろうと努力していたようです。でも、今月に入ってからは、だんだん練習にいくのも、暗い顔になってきた事に、私も心配していたのでした。

山中先生は「それは、2・6・2の法則の嫌いな人の20%にも入らないくらい、特殊なお友達みたいだね。そんな時にはイメージしたらいいんだよ。今晩寝る時に、呼吸法をしてから、そのお友達と仲良くなって、楽しくおしゃべりしている様子をイメージしてごらん。毎日イメージしていれば、その子の心が、もし変わる事がなくても、必ず周りのサポートが入るんだよ。大丈夫!」とおっしゃってくださいました。

私も、イメージの大切さは心にとめてはいたのですが、「Aちゃんや娘に変わってほしい」という思いが強く、もし変わらなければ...という不安が強くなって、イメージが上手くできず、心も定まっていませんでした。その人を変えようとしなくても、周りのサポートもあって、初めて何かが変わる事もあるのですよね。
その言葉を聞いて、私がしっかりすればうまくいく!、と私の心も自信に満ち、「絶対大丈夫」という気持ちで、娘と二人でCDを聞きながらイメージしました。
そして、次の日の練習日。まず、私はAちゃんと目が合い、にっこりと笑顔をかわすことができ、ますます「大丈夫」という確信が持てました。そして、練習では、Aちゃんは、今まで口もきかなかった娘にやさしくしてくれたそうなのです。その日を皮切りに、娘とAちゃんはどんどんお友達になっていきました。今では、笑顔で一緒にバスケットをしています。

小さな事件のようですが、娘の成長にとっても、私にとっても、イメージが実現した事が大きな自信になり、またイメージの実現が確認できた事も大きな収穫となりました。このような積み重ねをひとつひとつ丁寧にクリアしていく事が、魂を磨く事なのだと実感しています。山中先生はもちろん、Aちゃんにも周りの方にも家族にも、皆に感謝感謝です。

蛇足ですが、そんな娘のデビュー戦が、今日ありました。
4月から始めたばかりの娘ですから、どれだけたよりないか、おわかりですよね。
最初から、自信のないプレーで、メンバーの後を追いかけ、ウロウロしている状況でした。それが、偶然か、一本シュートが決まってから、周りの信頼が置かれ、まわってこなかったボールが回ってくるようになり、娘のプレーがどんどん変わってくるのが、目に見えてわかりました。どちらかというと「ボールが回ってこなければいいのに」という逃げ腰のプレーから、味方のパスし易い場所に積極的に動くプレーに変わり、そして、もう一本シュートを決めることまでできました。
私は、そのゲームを見ていて、「自信」というものの大切さを感じましたし、プロのゲームでもなんでもない、こんな小学生のゲームにおいても「人間学」まで勉強できるスポーツというものの素晴らしさに感動しています。子供から学ばせてもらうものの大きさを実感しています。
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傷つく事

私も今でも恐れてしまいます。(ので輝きが足りないです。)でも、傷つけてこそ輝く!その意味、とってもよくわかります。つい先日も、母に言いたい事があるのに、傷つくのが怖くて言えなくて悩んでいました。自分の感情を押し殺しす事もできそうだったのですが、一生つき合って行く母に、自分の言いたい事を言えないジレンマをかかえるのもつらくて、結局伝えました。二人で泣きながらじっくり話して、やっと分かり会えました。母とは、昔からぶつかってみたらこういう結果になるのはわかっているのですが、年齢を重ねるにつれて、むき出しの感情に向き合うのがだんだんおっくうになってきています。でも、何か波がある度に、ステップアップしている事も実感して、「ぶつからなくては」と自分に言い聞かせています。
娘は若いので、これから色んな事にぶつかって輝いていくのでしょうね。私も負けてはいられませんね。

宝石

今日雑誌を読んでいたら 「宝石は石を傷つけて輝く 魂も傷つけてこそ輝く」と ありました。
私は 今まで傷つく事を恐れていました。
だからでしょううか、輝いてないわ。(笑)

お嬢さん きっとルビーやダイヤモンドのように 光り輝くステキな女性になられるでしょう。

ありがとうございます

りんごさん、初めまして!つたないブログを丁寧に読んでくださり、また投稿していただき、本当にありがとうございました。りんごさんがおっしゃってくださったように、娘が小さい時の事を「あの時成長できた」と思ってくれると私もうれしいです。大きくなってから一つ一つステップを登る事をむしろ喜びに変えてくれるかもしれませんものね。りんごさんのメッセージで、更に深く受け止める事ができて有難いです。また遊びにいらしてください。よろしくお願いします。

よかったね

娘さんお友達と 仲良くなれてよかったですね。
私も経験がありますが、つらいんですよね。
でも ゆきさんや お兄ちゃんのサポートと
ご本人のイメージや努力で 楽しいバスケに
なり 本当に良かった。
私は30数年経っても いじめられてた時の事は忘れる事ができません。嫌な記憶として
残っています。
お嬢さんは みんなの愛を一杯受けてきっと
30年後も 「あの時成長できた」と思い出されるのでは ないでしょうか。

最後になりましたが 書き込み初めてだとおもいます。時々拝見させていただいてました。いつも 頑張ってるゆきさん ステキな
女性だなあと あこがれてます。
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波動バラ・ベルローズ

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