幸せの波動バラ花束販売「ベルローズ」店長日記>> 未分類 >> 母の日が終わりました
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母の日が終わりました

ベルローズでは、一年間で2回慌ただしい時期があります。クリスマスから年末にかけてと母の日なのですが、その一つがやっと終わりました。今回はアレンジメントの企画を初めてしたのですが、とても好評で、特にピンク色のアレンジをたくさん注文いただきました。濃いピンクのクリスチャンもたくさん花を咲かせ、気品のある香りがたっぷりハウスに充満していましたので、幸せな気持ちでアレンジを挿す事ができました。また、この時期はいつも暑く、花の持ちを心配しなければならないのですが、今年は涼しい母の日となり、その点でもゆったりとした気持ちで仕事ができました。
ところで、先日NHKに、北海道の手作りチーズの生産者の方が出ていたのですが、チーズ作りの奥深さを知り感動しました。まず、牛が草を食べる時期によって、チーズの味が違う事が驚きでした。草がたくさん生える春から夏にかけては、乳の味も濃くなり、秋から冬にかけては逆。消費者の中には、濃い味を好む人と薄い味が好きな人とが当然いるので、チーズにはその人によって「旬」があるそうなのです。
また、ある消費者の方から「以前買ったものと、味が変わっている」とクレームを受けたので、よくよく調べてみると、そのチーズを手掛けている若い職人さんが、最近失恋をしたばかりで、チーズ作りの時にその思いが入ってしまっていて味が変わったのだ、というお話もされていました。
私は、作り手の思いで味が変わる事を、自然に体得されたその生産者の方を、すごいと思いました。どちらかというと、「波動」という言葉や知識から入った私にとって、「思いが伝わるということ」を、物づくりを極めたり生活する事で自然に得られる事は理想だと思います。(今の子供達が、何か「生活」の中から、そんな片鱗をつかんでくれる事を願っています。)
話が前後するのですが、そのチーズ職人さんの「思いが伝わる」という内容のお話は、私にとってのバラ作りでも、本当に大切な事だとその時心に感じました。丁度母の日の花束やアレンジ作りの時、そのお話を思い出し、お花が届いた時、贈られた方がどんなに喜ぶかを想像し、楽しい気持ちで制作しました。いつも心掛けていようとしている事なのですが、ついつい忙しくなると、先の事にとらわれて次の段取りを考えていたりするものです。でも今回はそのテレビのおかげで、また私の心がどっしり落ち着いたのだと思います。そんな母の日のバラ、皆さんが喜んでくださっていたらうれしいです。
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コメントの投稿
そうだねえ!!
最近、どうしたらもっといいバラができるだろう...って考えていて、技術的な事ばかりに頭がいっていたのですが、kazu170さんの言葉に答えを見つけました。すごいすごい!私って幸せ!ありがとう!

Unknown
職人が気持ちを込めて作ったものには魂が宿るって言いますよね。それだけに気持ちの持ちよう次第で全然違ったものになってしまうこともあるのでしょう。
しかし、どんな状況でも最高のパフォーマンスをするのが真の職人ではないでしょうか、常に最高のものをという向上心が無ければ発展も望めないし、受け取る側も満足感を得られないと思います・・・なんて会社員の私がえらそうなことを言って申し訳ありません。
でも、でもそういう緊張感って一度味わってみたいんですよねぇ

しかし、どんな状況でも最高のパフォーマンスをするのが真の職人ではないでしょうか、常に最高のものをという向上心が無ければ発展も望めないし、受け取る側も満足感を得られないと思います・・・なんて会社員の私がえらそうなことを言って申し訳ありません。
でも、でもそういう緊張感って一度味わってみたいんですよねぇ
