年末の手放し

昨年、年末に向けて
大掃除をしているうちに
何かの衝動にかられ
ごみ袋２０個のものを手放した

時間が出来たらやろうと思っていた
編み物や刺繍の道具

いつか研究しようと思っていた
パンのレシピや型、本たち

ここ１０年以上
押入れに封じ込めたまま
私がしがみついていたものたちだった

人生って
ひと通りしか生きられないのに
えらく欲張っていた時期が長かった

もはや私はバラの世界に深入りしたのだ



そんな話をお正月に
帰省した息子にすると

「ぼくも第一志望を落ちたことで
手放せたものが大きい

ひとつの目標にしか
とらわれていなかったことから

解き放たれて
自由になった」

と、これまた
ポジティブ家系が幸いし
手放すことで可能性が広がったと
喜んでいる


私の大掃除に便乗した主人も
身辺整理をしたついでに
上手いことゴルフバックを新しくし

娘も３年分の雑誌「セブンティーン」を捨て
部屋には移行したお姉さん雑誌「nonnon」だけになった（笑）


ごみ袋を捨てるゴミ収集日が
丁度「満月」と言うオマケもあり
すっきり爽快な年越しだった

★

年末ネタを
あたためたまま
今、やっと手放せて　　
ほっとしている(-_-;)