無痛整体

６月はじめから長男が頭痛で学校に行けない日が二日に一度くらいあり、続いています。学校の体育の授業中、跳び箱を失敗して頭を軽く打ったそうで、その日から調子が悪いのです。病院でレントゲンなどで調べてもらっても異常はなかったので、整体にいくと、やはり目に見えない骨や筋肉のずれがあるという診断でした。この子の場合は小さい頃何かの拍子にズレが始まり、ずっとそれをかかえたままで頑固なので、なかなか直すのに時間がかかるでしょう、と言われています。

整体の先生は、Oリングで身体のゆがみをさぐり、身体の一部に数分間手をあてたり、軽くパチンと音がなる道具を身体にあてたりして、ゆがみを直していきます。見た目、これが整体？ととても不思議な治療法なのですが、治療の後の子供の状態は、本当によくなるのです。本人も身体が軽くなったり、肩凝りで痛い部分がなくなったりするのがわかるので、先生を心から信頼しており、少し調子が悪くなると「先生のところへいく」と自分から言います。身体のゆがみは、脳が自分で本来のまっすぐな状態に戻すことを思い出すと、自分で自然に直せるそうで、この治療はずっと続くわけでは無く、終わりがあるそうです。そして、例えば肩凝りを針で治療するなど、出てきた症状を直すのではなく、元を直すので、色々な症状が同時によくなったりするそうです。

実は下の子も病気が続いた時に通ったことがあり、やはり身体のゆがみを直してもらい、ずいぶん元気になったのです。９回くらいは通ったでしょうか。今では、時々調子が悪くなると行く程度です。私も肩凝りがひどい時は、治療してもらいたいと思うのですが、ずっと通っている鍼灸院の先生も信頼しているので、そちらをやめてまで行く事ができません。針をうつことで、整体効果がゼロにもどってしまうそうなので、並行して通う事は無意味なのです。

昨日も頭痛で学校を休んでいた長男は、夕方その治療後元気になり、今朝は笑顔で登校できたので、私も一応すっきりしました。症状は徐々によくなってきていると言われているので、ひと安心です。